噛むことの効果

噛む事によって、血液の循環がよくなることは前述しました。血液の循環がよくなれば、脳の機能がよく働きます。つまり記憶力を維持したり、集中力を高めたりします。よく噛むと、それが視床下部を刺激します。そうすると、ヒスタミンがでてきます。ヒスタミンは内臓脂肪を減らす効果があります。

噛むという行為は、満福中枢も刺激します。すると私たちは食べ過ぎを防ぐことができます。食べ過ぎなければ、生活習慣病の原因を減らすことができます。つまり、心筋梗塞や糖尿病などになる確率を下げてくれるということです。

 

よく噛むことにより、唾液の分泌も盛んになります。この唾液というのは、虫歯や歯周病の予防にとても大切な働きをします。また、この唾液の成分の中には、食べ物から発がん性物質の威力を弱めてくれる効果があることが報告されています。

よく噛む事によって食べ物が細かくなれば、胃腸への負担も減ります。つまり、胃腸がより正常にはたらくことができるということです。

 

しっかりと食べ物を噛めば歯やアゴが鍛えられて、歯を食いしばる能力が発達します。これによって、より全身に力を入れやすくなります。またよく噛むということは、ストレス解消にもなります。これは、精神的にもよい影響をあたえるということです。

またよく噛めば、食べ物を美味しく感じることができます。これは、食べ物が細かくなることにより、唾液と良く混ぜ合わされて食べ物がもつ味が引き立つからです。

反対によく噛まずに食事をすると、結果的に歯周病を引き起こすことがあります。歯周病があると、歯を失います。歯がないと、身体能力に悪い影響がでることがあります。

 

「噛む」というただけこれだけのことで、よいことばかりがたくさん生じます。逆に噛まなければ、悪いことが生じます。身体全体の健康のためにも、食べ物をよく噛んで食べましょう。